不良高校生だった主人公がふとしたことからバスケ部に入部し、
努力と素質でバスケットマンとしての才能を開花させていく話。
原作マンガを含め、バスケマンガの代表作として大人気の作品。
アニメの方も1993年あたりの放送と
20年以上前の古いものではあるが、今見ても十分に面白い。
割と原作に忠実な造りで、声優選びや雰囲気もうまく再現されているが、
たまに知らないキャラクターやエピソードが
唐突に割り込んでくるのは無駄に感じる。
一番残念なのは最後の山王戦までたどり着かないことだ。
本作の魅力が多く詰まった試合で
名場面として印象に残るところが多いだけに
中途半端な練習試合を最後に終わってしまうのはあまりにももったいない。
努力と友情という少年マンガの王道的キャラクターとストーリーで
何度もグッとくる場面があるのだが、
やはり原作マンガの感動は超えていない。
アニメだけしか知らない人にはぜひマンガ版を読んで欲しい。
【関連作品のレビュー】
SLAM DUNK(マンガ)
THE FIRST SLAM DUNK(映画)
スラムダンク芸人(アメトーークの企画)
mclover.hateblo.jp