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チェイサーゲーム<1~7巻>

実在するゲーム会社を舞台に、
開発現場で起こるさまざまなトラブルをリアルに描いたもの。


創作活動を題材にしたマンガは珍しくないものの、
プログラミングやデザインの苦労ではなく、
人間同士のやり取りのトラブルを扱っているのが斬新。
ゲーム業界に限らずどの会社でも起こる問題ばかりで、
読んでて胃が痛くなるような緊迫感がある。


主人公の才能や努力でなんとかしてしまう筋書きではなく、
モメにモメながら一定の着地点を見出すあたりが妙にリアルで、
課長 島耕作」がサラリーマンの人間模様を扱った作品なら
本作はクリエイターの人間模様を扱った作品と言える。


切迫した状況の連続で居心地が悪いが、
ゲーム作りのリアルな現場を描いた貴重な作品。


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