九州にあるゲーム会社、株式会社サイバーコネクトツーで
働いていたデザイナーが鬱病を発症し、
そこから復帰するまでの流れをマンガで描いたもの。
作者がTwitterに投稿した内容をまとめたものだが、
いろいろと変化していく当時の感情が丁寧にまとめられていて
鬱病の人がどういう気持ちで過ごすのかがよくわかる。
会社員や家族を支える立場としての責任感と
クリエイターの思いに苛まれながら、
自分の気持ちに客観的に向き合って
少しずつ整理していった流れが追体験できる内容。
鬱病になった人自身がまとめた貴重な経験談で、
職場や社会へ復帰する流れの一例として参考にできるだろう。
鬱病になった人の経験談をまとめた「うつヌケ」と合わせて読んで欲しい。
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