ひふみ投信のファンドマネージャーが自身の投資哲学について説明したもの。
「ほったらかし投資術」とは逆に
インデックス運用ではなくアクティブ運用を強く推奨している。
3年以上前に発売された本書だが、
ひふみ投信は今でも大きな成果を上げているファンドなだけに
作者の哲学には非常に説得力を感じた。
なぜインデックス運用ではダメなのか、
それなのになぜインデックス運用に負けるアクティブ運用があるのかを
日本の現状を踏まえながら説明していくが、
その内容が非常に明快で納得できた。
個々の株や会社紹介をする3章や5章よりも、
作者独自の投資哲学について語る部分の方が読み応えがある。
株式投資や投資信託選びに悩んでいる人の参考材料になる本。
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