いろいろな調査資料などによく登場するグラフについて
種類ごとの特徴と用途を解説したもの。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど
グラフそのものはさんざん見てきたが、
いざそれぞれの利点や使うべき場所の解説を読むと
あらためて参考になった。
どれも非常にシンプルなことなのにいちいち納得させられるし、
ビジネスやプレゼンテーションの際に
相手にデータの意図が伝わりやすく、
自分の主張内容に合わせたグラフ作りができるようになる。
グラフごとの解説はそれほど長くないし、
グラフのサンプルを提示しながら解説されるのでわかりやすい。
また、そのグラフが生まれた歴史的な経緯などは
真面目な話の合い間に読むエッセイとして楽しむことができる。
Excelの機能を使ってただなんとなくグラフを作っていた人が
今一度、基本を理解し直して
効果的な資料作りができるようになる本。