これまでの「X-MEN」シリーズで重要キャラクターだった
プロフェッサーとマグニートーの若い頃を描いた話で、
どうやってミュータントたちが集結し、
学園が設立されていったかがわかるようになっている。
登場人物のつながりを理解するためにも
最低限、シリーズ1作目は観ておいた方が良い。
それでも敵となるシュミットと
好戦的なエリックとの印象が似ていたりなど、
キャラクターの把握には苦労する。
これまでの作品では寡黙で聡明なイメージだったプロフェッサーが
たとえ若いとはいえ、チャラついているように描かれていて
イメージと食い違うのが残念。
映像は相変わらず素晴らしい完成度だし、
ミュータントたちの特殊能力が垣間見える面白さはあるが、
敵味方だけでなく仲間内での衝突があるなど
話の方向性が分散しているせいでスッキリと楽しめない分、
ストーリーそのものはこれまでの作品より劣るように感じた。
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