「X-MEN」シリーズで主人公的存在だったウルヴァリンの、
1作目以前のストーリー。
これまでのX-MENシリーズ3作はすべてチェック済み。
ローガンがウルヴァリンとなっていく過程が描かれるが、
やたらと見せてくれるアクションシーンの連続で、その迫力がどれも素晴らしい。
序盤からこんなに贅沢に見せて大丈夫なのかと心配になるぐらい、
とにかく派手で叫びまくるウルヴァリンを味わえる。
その相当に鍛えた肉体も非常に見応えがあり、
「強い」という感覚を肌で感じさせてくれる。
X-MENシリーズ以前の話ではあるが、
1作目を観ておく方がいろいろとスムーズに理解できるし、
シリーズでお馴染みとなったキャラクターの存在も読み取れる。
残念だったのが、最強の敵であるはずの
ウェポン11(デッドプール)の迫力がイマイチで
体つきも戦い方も表情も、それまでに闘ってきたキャラクターたちに及ばない。
展開としては圧倒的な強さを持つはずなのに説得力がなかった。
冒頭から中盤のバイクシーンあたりまでが最高に盛り上がっただけに
どうにも終盤が盛り上がりに欠けた気がする。
とはいえ、このシリーズはどれも一定水準以上のデキなので、
観て損はない作品なのは確か。
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