ウルヴァリンが第２次世界大戦のときに知り合った日本人に招待され、
日本での争いに巻き込まれていく話。
「ウルヴァリン：X-MEN ZERO」につづく
ウルヴァリンシリーズの２作目であり、
時系列としては「X-MEN ファイナル・デシジョン」のあとの話となる。
日本を舞台にしているため見慣れた景色が出てくるのは嬉しいが、
少しずつ実際の様子とズレているのでリアリティは低い。
日本独特のオリエンタルな雰囲気が好きな外国人向けの味付けと言える。
ストーリーがかなりイマイチで、誰と誰が敵対関係なのかわかりにくく、
結局、ウルヴァリンは何と戦っているのかの実感が湧かなかった。
ヒロイン２人の日本人離れした雰囲気や演技もイマイチだった。
タイトルに「SAMURAI」とあるが、日本人の思ういわゆる「侍」ではないので
ウルヴァリンとのチャンバラを期待すると落胆するだろう。
せめて引き込まれるストーリーならよかったのだが、
X-MENシリーズの評価を下げてしまうようなひどい完成度だった。
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