テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版エピソード第12弾で、
西部劇を題材にした映画の中の世界に
しんのすけたちが入り込んでしまう話。
世間では高い評価を得ている作品らしいが、
個人的には非常に退屈で面白味を感じない内容だった。
シリアスとギャグのバランスが悪く、
暴力的な表現や、死んでもおかしくないような状況が頻発する一方で
あまり関連性のないギャグ要素が突然挿入されたりしていて
どういう感情で見ればいいのかわからないところが多い。
せっかく西部劇を舞台にしているのに
クライマックスでの戦いはその世界観から大きく外れたものだし、
映画の世界だからなんでもできる、というなら
西部劇ではない世界の方がわかりやすかった気がする。
クライマックスにいくまではただ自堕落な日々が過ぎていく展開ばかりだし、
ヒロインの存在意義も最後まで感じられなかった。
突如として登場するNO PLAN(内村をリーダーとするグループ)も
必要性がなく物語への没入感を下げる要素だった。
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