1978年公開の「スーパーマン」の続編で、
前作の冒頭で宇宙漂流の罰を受けた3人組の悪党が
地球へ乗り込んで来る話。
スーパーマンと同じ能力を持った者たちが
世界を一気に制圧していく様子は非常にインパクトがあり、
人間の軍事力がまったく効かない様子に恐怖を感じる。
ただ、基本的に悪党との戦いに終始する内容なので
前作のようにスーパーマンの能力を活かして
人助けする場面が少ないのは残念。
結局、一番最後のダイナーのシーンがもっとも魅力的だった。
また、展開が遅く中だるみを感じるので
世間の騒ぎに気づかず恋人と過ごしている場面や
一時的に弱体化する場面はいらなかったように思う。
一定の面白さはあるものの前作で味わったほどの興奮はなく、
あえて今観るほどの価値はないように感じた。
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