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忠臣蔵<全5巻>

赤穂事件を題材にした「忠臣蔵」の物語を描いたもので、
無念の思いを抱いたまま切腹することになった主君に代わり、
家臣たちが力を合わせて恨みを晴らす話。


ページ数を割いてじっくりと展開され、
浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が
吉良上野介(きらこうずけのすけ)に恨みを抱くことになった流れや
大石内蔵助(おおいしくらのすけ)がいろいろ手を尽くしつつも
最終的に討ち入りを決意することになった流れが丁寧に描かれている。


やや顔が見分けにくく感じる部分はあるが、
場面ごとに登場する人物が限られているし、
赤穂浪士それぞれの想いが垣間見れるのは面白い。


全5巻というボリュームが絶妙で、
主君の敵を討つべくジワジワと盛り上がっていき、
最後の最後で悲願を達成する流れに感動する。


何度も映像化されている「忠臣蔵」について
筋書きをマンガで理解したい人に最適な作品。


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