松の廊下で斬りつけられた吉良上野介に代わり、
ぐうたらだった弟が影武者となる話。
忠臣蔵をベースにしつつ敵役の吉良上野介に焦点を当て、
人間臭さが感じられるコメディタッチに仕上げている。
筋書きのアレンジが非常にうまく、
本筋を大きく変えずに主人公のキャラクターが
味わえるようになっているのは見事。
ストーリーを大胆に改変しながらも
最終的に丸く収まる気持ちのいい展開で、
オリジナルの映画としてもパロディとしても
十分に楽しめる良作だった。
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