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最後の忠臣蔵

赤穂浪士たちが討ち入りを果たした「忠臣蔵」の物語から
16年が経った後日談を描いたもので、
大石内蔵助の隠し子を支える命を受けた男の話。


「忠臣蔵」の大筋を知っておく必要があるが、
大石内蔵助への忠義を強く感じさせてくれる内容で、
裏切り者の汚名を被りつつ
主人の使命を果たす男の姿に心打たれる。


また、確かな実力を持った俳優陣のおかげで
互いの思いやりがひしひしと伝わってくる人間関係も素晴らしい。
話の全体像が見えてくる中盤からの引きが強く、
最後の最後まで感動させてくれる。


忠臣蔵の本編ではなく後日談という設定を活かして
非常に高い満足度を味わわせてくれる傑作。


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