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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ<2022年公開版>

同名の名作ゾンビゲームを実写映画化したもので、
ゾンビが大発生して混乱する街の中で
事態を収拾しようとする警察官たちを描いた話。


シリーズの中でも特に「バイオハザード1・2」をベースにしたものだが、
ビジュアルの再現にこだわっているように見えて
一部のキャラクターの風貌や性格が違いすぎるのは気になる。


また、ゲームの序盤とクライマックスだけを抜粋したような構成なので
映画としては話の全体像がわからなさすぎるし、
ゾンビたちにさんざん苦労したくせに
最後はやたらあっさりと終わってしまう印象。


ゲーム作品のファン向けにしてはモヤモヤする部分が残るし、
ホラー映画としては登場人物が多すぎるし、展開も古臭い。


長く続いた旧作シリーズをリブートした割に
なんとも中途半端な仕上がりになってしまった。


【関連作品のレビュー】
バイオハザード(2002年公開映画)
バイオハザード2 アポカリプス(映画)
バイオハザード3(映画)
バイオハザード4 アフターライフ(映画)
バイオハザード5 リトリビューション(映画)
バイオハザード:ザ・ファイナル(映画)
バイオハザード ディジェネレーション(CG映画)
バイオハザード ダムネーション(CG映画)
バイオハザード:ヴェンデッタ(CG映画)
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