「ヴェンデッタ」に続くシリーズ4作目で、
感染経路のわからないゾンビ化事件の謎を解くため、
クリスたちが刑務所として使われていた島に乗り込む話。
クリス、レオン、クレア、ジルと
ゲーム版の主人公が勢揃いしている上に
前作の登場人物も引き継いでいるため、
ある程度シリーズに精通している人向け。
噛まれなくてもゾンビになってしまうという設定は新鮮だが、
ミステリーというほどの謎解きは含まれておらず、
かといって裏切りや欺瞞などを味わえるほどのドラマもない。
派手な武器を次々と使う戦いぶりは贅沢で嬉しいが、
それがほとんど効いていないのは爽快感に欠ける。
お約束の展開というならせめてスカッとさせて欲しかったが、
クライマックスとなる最終決戦もモヤモヤする倒し方で
全体的に盛り上がりが足りないのが残念。
あくまでシリーズファン向けの映画といった仕上がりだった。
【関連作品のレビュー】
バイオハザード ディジェネレーション(CG映画)
バイオハザード ダムネーション(CG映画)
バイオハザード:ヴェンデッタ(CG映画)
バイオハザード(2002年公開映画)
バイオハザード2 アポカリプス(映画)
バイオハザード3(映画)
バイオハザード4 アフターライフ(映画)
バイオハザード5 リトリビューション(映画)
バイオハザード:ザ・ファイナル(映画)
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2022年公開映画)