怪談専門誌「幽」に押切蓮介が描いていた短編の怪談マンガをまとめたもの。
収録作品
●赤い家
●黄泉の風
●暗い玄関
●静寂の谷
●市松人形
●咎(とが)
●後悔の奈落
●侵食
●生霊
●成長する小窓
●混声
●スイッチ
●オバケなんていないさ
●崖の上の歩哨
●謝罪
●愚か者共に私達の悲鳴は聞こえない
●招かれざる聞き手達
●アカイイト
●オバケなんていないさ2
1話あたりが短すぎるのが致命的で、
盛り上がりそうになったあたりで終わってしまうものが多く、
期待したほどのデキではなかった。
各エピソードの最後に作者のコメントが掲載されているが、
直前の作品に関して、演出上の嘘である部分や
失踪した人がコロッと見つかったという報告は
ホラーで盛り上がってた気分を一気に冷めさせてしまう。
実話でも創作でも構わないので、ホラーとして
惹きつけられるものを読みたかった。イマイチ。
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