「ピコピコ少年」「ピコピコ少年TURBO」に続く、
作者の少年時代を描いたマンガ第3弾。
パンチ力に欠けた前作「~TURBO」に比べ、
また面白い思い出話が乱発されて非常に楽しめた。
ゲームを軸に少年時代の話が細かく語られ、
物事に対する反応がまさに子供のときの自分と重なる。
よくこんなにも覚えているな、と作者の記憶力に感心するとともに
子供の頃の感覚が思い出せて懐かしくなる。
巻末には「ハイスコアガール」の著作権問題で憔悴する様子も描かれており、
そのあたりが気になっていた人にも興味深い1冊。
【関連作品のレビュー】
ピコピコ少年
ピコピコ少年TURBO
でろでろ
おばけのおやつ
猫背を伸ばして
ミスミソウ
ハイスコアガール
サユリ
椿鬼
ツバキ
焔の眼
狭い世界のアイデンティティー