「大家さん10年め。」の続編で、新たな不動産の売買や
管理面での苦労を描いたエッセイ。シリーズ第3弾となる。
相変わらず著者の無茶な言動にはまったく共感できず、
運び入れできるかどうかも確かめずに
ダンスゲームのアーケード筐体を買ってしまうところや、
融資を受けるための経費捻出のために
子供の学費にまで手を付けるところなど、
あまりにも綱渡りなやり方には辟易させられる。
シリーズ通して言えることだが、
購入額と家賃収入のバランスにばかり注目される不動産投資に関して
管理面や売買のコストなど、
さまざまな手間がリアルに感じられるのが唯一のメリット。
自分に甘く、周囲には文句をつけまくる感情的な著者には
読んでいてウンザリさせられる。
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