エホバの証人を熱心に信仰する母を持つ女性が
幼い頃の生活の様子を描いたもの。
住宅地を回って布教活動する様子や
輸血を嫌がるという印象ぐらいしかないエホバの証人だが、
関係者から見た内部の様子が垣間見れるのは非常に興味深い。
特に学校や友人が大きな存在となる子供の頃に
普通の人と同じ行動ができない辛さには心が痛む。
また、たとえ熱心な信者であっても、その家族や関係者まで
同じような信仰心を持っていないこともわかる。
日本では宗教家というだけで異質な存在に見られてしまうが、
実際にどんな生活を送っているのか知るためにも
いろいろな人に読んで欲しいマンガ。
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