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新世紀エヴァンゲリオン<全26話>

作品情報:
新世紀エヴァンゲリオン

「ロボット」ではなく「人造人間」と定義されるエヴァンゲリオンに乗り込み、
操縦するためのパイロットとして
14歳の少年が呼び出されるところから始まるが、
正義のために命を賭けるのが当たり前だったそれまでのアニメと対して
本作の主人公はひどく後ろ向き。
うまくできるか自信がなく、弱音を吐き、甘え、逃げ出す性格。

しかしそんな少年でもエヴァンゲリオンとのシンクロ率が高く、
他の人間では代用が効かない。
そして組織の基地を執拗に襲ってくる正体不明の「使徒」と呼ばれる敵。
目的は不明だが、少なくとも強力な攻撃で破壊してくるため
それをエヴァンゲリオンによって撃退する流れ。

かなりのファンを生み、私も相当にハマった一人だが、
正直なところ、冒頭の数話はたいして面白くはない。
あまりの人気ぶりに期待して観たとしても
何がそれほどウケているのか理解できないだろう。

エヴァの魅力のうち、もっとも敷居の低いものが
戦闘シーンに絡む演出になるが、それが色濃く出てくるのが
第5話あたり、ちょうど「ヤシマ作戦」が提案される頃だ。
そこから第19話あたりまではかなり派手な戦いや
登場人物ごとの魅力あるやり取りが続くので
最初はこのあたりが受け入れられるかどうかだと思う。

その後、それぞれの心情や内面などが独自の表現で展開するので
今までのアニメでは考えられなかった本作の特徴とはいえ、
相当にとっつきが悪い部分になる。

ストーリーに関しても明確な説明や、ハッキリとした描写がされない場合があり、
ある程度の推測や、予備知識で補完する必要も出てくる。
ここはもっとも賛否が分かれるところで、
「意味がわからない」で片付ける人がいるのもわかる。

そこから先は個人個人の判断だろう。
テレビ版のラストで納得するもよし。劇場版を本当の25・26話と考えるもよし。
新劇場版でテレビ版の内容を上書きしていくのもいいだろう。

かなりの人気だし、偉大な作品なのは確かだが、
万人ウケする作品かと言われると難しい。
面白さがわかるまでには多少の忍耐力が必要だ。
最初から面白いという作品なら
同じガイナックス製作の「天元突破グレンラガン」の方が優秀だろう。

しかし、これだけの社会的影響を与えた要因は確かに存在し、
今までのアニメ観に大きな変化を与えてくれる作品なのも事実だ。

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