映画「ターミネーター2」以降の世界で
ジョン・コナーが高校生に成長した時代。
いずれ来る、機械生命体に支配された世界を避けるべく
その原因となる要素を今のうちに排除しようとするサラ・コナーの話。
ジョン・コナーやサラ・コナーは
「ターミネーター2」とは大きくイメージが違い、
ジョン・コナーは聡明で華奢な雰囲気はせず、割と地味な存在。
サラ・コナーは子供の年齢を考えるとかなり若く見え、
あまり「母親」としてのイメージが感じられない。
あくまでテレビドラマということで
特撮や俳優のレベルは映画版には及ばないが、
ターミネーターが襲ってくる怖さや無感情な雰囲気は映画版に近い。
主人公たちが何のためにその行動をしているか、を
きちんと意識しながら観ないと目的がわからなくなってしまうし、
「ターミネーター2」を観ていることを前提とした造りになっている。
映画「ターミネーター2」があまりにもよくできた名作のため、
どうしてもそれと比べてしまうが、
世界観がしっかりしているだけにドラマとしては割と楽しめる。
登場人物が結構多く、
現在と未来それぞれでの人間関係を把握するのがややこしいため、
名前と顔と関係をしっかり押さえながら観ないと混乱するだろう。
ちなみに「ファースト・シーズン」と銘打っているが、
ストーリーとしては思い切り途中なので
セカンドシーズンを観ないことにはキリが悪いままなのは残念。
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