ある女性が未来からやってきたアンドロイドに追われる話。
シュワルツェネッガーの代表作とも言える「ターミネーター」シリーズの1作目。
1984年の作品ということで、今観ると特撮がチープに感じる場面もあるが、
唐突に表れた男が容赦なく人を襲っていく序盤のインパクトと、
全編にわたってとにかくしつこく追いかけてくる展開が素晴らしい。
アンドロイドが主人公を追いかけるというだけの話なのだが、
町中で人目も気にせず、何があっても追跡し続ける様子は
冒頭から一度も気を休めることなく緊迫感が続く。
もちろんシリーズとしては2作目が最高なのだが、
その伏線や布石としてだけでなく、
本作単体でも十分に楽しめる映画になっている完成度はさすが。
歴史に残るSF作品として、すべての人に観て欲しい傑作。
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