「京都大火編」に続くシリーズ3作目で、
とある砂浜に流れ着いた剣心が
志々雄一派の打倒に向けて準備していく話。
前作の直後から始まるため
あくまでシリーズを観ている人向けの内容で、
即座に戦いが始まるかと思いきや
意外にもスロースタートな展開となる。
しかし最終決戦となる終盤の1時間は非常に豪華で
メインキャラクターの活躍がしっかりと描かれるし、
アクションのクオリティも高くて惹きつけられる。
互いの刀を激しくぶつけ合い、
身体スレスレでかわす様子はかなりの迫力。
十本刀との戦いの大半が省略されているのは残念だが、
それでも3部作の完結編として満足できる仕上がり。
最後まで手抜きを感じない完成度で
実写化の成功例を示してくれた意欲作。
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