「岡崎に捧ぐ」や「無慈悲な8bit」を描いた漫画家が
嫌な出来事ばかり経験した神戸でのひとり暮らし生活を振り返ったもの。
家の近所でもバイト先でもとにかく嫌な人ばかりが登場し、
作者が延々と精神的ダメージを負っていく内容。
実際に神戸で暮らしている身からすると
バイト先の人間関係も客層も最悪で
道を歩いているだけで嫌な出来事を見かけるというのは
とても信じられないが、運が悪かったとしか言えない。
感情移入すればするほど読んでいる方も辛くなり、
スッキリする部分や楽しい場面がほとんどないので
作者のよほどのファン以外にはオススメできない本。
【関連作品のレビュー】
岡崎に捧ぐ
無慈悲な8bit
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きょうも厄日です
てつおとよしえ