いろいろな場面において、大金を稼げる人と一般の人とで
どういう風に行動が異なるかを比較した本。
金の使い方や仕事のやり方など日常で起こり得る場面を想定し、
年収1億稼ぐ人と300万しか稼げない人との違いから
どういう風に成果が変わってくるかを解説する。
「金持ち父さん 貧乏父さん」と似たコンセプトだが、
本書は資産を増やす方法に限らず、生き方そのものについて取り上げている。
ひとつひとつの内容が短く、読みやすいので入門用の自己啓発本といえる。
挙げられた例の中には納得できないものもあるし、
ネタ切れなのか後半になるほど内容が薄くなるのは残念だが、
一般的でない行動のメリットを知ったり、
時間や金の有効な使い方を考えるきっかけにはなる。