レブログ!

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想が4300件以上! レビューは毎日更新します。


湾岸MIDNIGHT<1~12話>

湾岸MIDNIGHT 01 [DVD]
湾岸MIDNIGHT 01 [DVD]
posted with amazlet at 18.03.14
ジェネオン エンタテインメント (2007-08-03)
売り上げランキング: 122,900

「頭文字D」と並ぶ、走り屋系の人気マンガのアニメ版。
原作を知らずに観てみた。

とてつもなく速い車ながら「悪魔のZ」と呼ばれ
乗った人が次々と死んでいくというフェアレディZを取り巻く話。
おそらく「頭文字D」とはよく比較に挙げられる作品だろうが、
実際に観てみるとずいぶんと感触が違う。

峠を走る頭文字Dと違って高速道路を舞台にするためか、
ドライビングテクニックというよりは車の性能に頼った勝負が主となり、
ベースとなっている車の元々の性能や
そこからいかにチューンアップしているかという部分が話題になる。

道路はほぼ直線となり、障害になるのはせいぜい一般車両ぐらいだ。
頭文字Dのようにドリフトを駆使したり、
早く走るための腕などはほとんど関係がない。
レースで勝ったとしても「すごい車だ」という評価であって、
「すごいドライバーだ」とはならないのだ。
主役はあくまで車の方であって、運転手は脇役。
ここが頭文字Dとのもっとも大きな違いだろう。

そのため、何を期待して観るかによって評価が変わってくる。
レースシーンはほとんどアクセルベタ踏み、
根本的な車の性能差で結果が決まるので非常に単調だ。
それよりも死を招くという悪魔のZに魅せられた主人公が
どうやって車と付き合っていくかを追う部分に興味を持てるかどうか。

毎回気になる終わり方でエンディングに入るので
「続きはどうなるのだろう」という気分にはさせてくれる。
やたら事故シーンがあり、登場人物たちも
安易に高速道路上で停車して車を降りるので
観ている方は割とヒヤヒヤする。

さらに、車はともかく人間の表現が下手なのか、
特に女性キャラたちが知らない車にいきなり乗り込んだりするシーンが多く、
その言動に不自然さを感じることが多い。
いくらなんでも無防備すぎないかと感じる。

車マンガは割と登場人物の描き込みが甘いことが多いとはいえ、
頭文字Dは人並み外れたドライビングテクニックをウリにしているので
人物の不自然さはそれほど気にならずに済むが、
湾岸ミッドナイトはどうしても人間ドラマが多いだけに
頻繁に違和感を感じてしまった。
人の顔がかなり見分けにくいキャラクタも多い。

面白くないことはないのだが、結局どんな話かと思い返すと
それほど大したストーリーではなかったりする。
他人に強く勧めるほどのアニメではない。

総アクセス数