「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこが
くだらない話を共有できる仲間たちと
バリ島で焼きそば屋を開くという思いつきを実践した話。
「気楽な国に行って焼きそばの店でもやればいい」という
仲間内の悪ノリで言ったような提案を実現してみた記録だが、
時間にもお金にも余裕のあるそれなりの年齢の大人たちが
気乗りしないながら少しずつ協力していく様が面白い。
バリという土地で日本食の店を開くのが
いかに大変かという現地の様子もよくわかるし、
定期的に面倒な気持ちが出てきて
投げ出しそうになっているところもさくらももこらしい。
身内ネタをそのまま本にしたような内容なので、
互いをからかう仲間同士のノリだと割り切って読む必要があるが、
中年といえる年齢でこういった友達がいるのは素直にうらやましいし、
単なる思いつきを本当に実現してしまう行動力にも驚かされた。
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