「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこが
若い頃の経験を振り返ったエッセイ。
水虫や睡眠学習や家族の話など
作者の生々しい体験が赤裸々に語られていて面白い。
身の回りのこじんまりした話を
これほど引きつけて読ませるのは素晴らしい。
初期の「ちびまる子ちゃん」を想わせる雰囲気で、
誰にでも読みやすくテンポのよい良作エッセイ。
作者のファンはもちろん、
マンガの方をまったく知らない人にも勧めたい1冊。
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