赤字続きのファミレスを題材に
どうやって経営状態を安定させていくかを考える本。
会計や経営に関して学ぶための本だが、
全編にわたって小説という形で書かれている。
売り上げと限界利益、変動費や固定費の削減に関して
実際の店舗に当てはめながら話が進むのでイメージしやすい。
赤字をなくすためには売り上げを増やすかコストを下げるしかないが、
その理屈通りにいかない筋書きが面白く、勉強になった。
状況をいろいろな視点から分析し、
実行可能な対策を試行錯誤してみるという意味で
会計のセンスを磨くことができる1冊。
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